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ウォルト・ディズニーの夢と魔法、スティーブ・ジョブズが作り上げたアップル製品に魅せられたプログラマーのブログ

キャリアとiPhoneのLTE周波数帯対応表でみるiPhone 5

iPhoneがLTEに対応したのはiPhone 5からでした。初のLTE対応ということでワクワクしたものです。

でも、そのワクワクはことごとく掻き消されるのでした。

掻き消されたワクワク感

日本向けのiPhone 5が対応するLTE周波数帯が、たったの5バンドだったからです。

f:id:mickenta:20150219221337j:plain 図中のiPhone 6sに関する記載は、記事を書いた時点の予想です。

しかも、そのうち日本の通信キャリア(当時はソフトバンクとauのみ)がサポートしている(電波を吹いている)のが、バンド1とバンド3の僅か2バンド。お世辞も言えないお粗末なものでした。

auの誤算!?

auはプラチナバンドと呼ばれる700〜900MHzのうち、バンド18(800MHz)を保有していましたから、これをメインバンドとして全国展開していました。

しかし、残念ながらiPhone 5はバンド18に非対応だったので、一番の強みが活かせませんでした。

auはiPhone 5が対応しているバンド1(2100MHz)も保有していましたが、こちらはあくまでも補助バンドとしたかったのでしょう。エリアはまったく広がりませんでした。

恐らくアップルとの契約で課せられていると思われる販売数のノルマを達成するために、auは相当苦労したはずです。

auを出し抜いたソフトバンク!?

一方のソフトバンクは、当時はプラチナバンドを保有していなかったので、バンド1をメインバンドとして展開していました。これがauとの勝負に大勝した一番の理由になりました。

私の勝手な想像では、アップルとの繋がりが強いソフトバンクが、iPhone 5でのバンド18の対応を見送らせたのではないかと思います。

まあ、たぶんこの想像は違っていて、単にバンド18に対応するチップが作れなかったか、作れたとしても高価になりすぎて製造原価を安く抑えられないとか、なんらかの事情があったのでしょう。

あとがき

iPhoneの販売という悲願を達成したauでしたが、iPhone 5ではソフトバンクに事実上大敗したと言っても過言ではないでしょう。

さて、後にiPhone 5sが発売されたとき、auの社長が言ったセリフが今でも忘れられません。(ITMediaさんの記事から引用

「800MHzサポートがうれしくて。ホント、我慢して準備してきた甲斐がありましたよ。」

ん?我慢してたのってauなの?ユーザーじゃないの?

このセリフが私のauに対する忠誠心を引き剥がしたのは言うまでもありません。

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